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ソウル生活〜

ソウル生活〜

就職はタイミング

<就職はタイミング>


契約書にサインをし、高校に辞めることを伝え

後任の先生の募集を在韓日本語教師のメーリングリストに出した。


高校ではまだ補習をしていたので、毎日生徒たちと会っていたが、
生徒には話せなかった。

つらすぎ・・・この生徒たちと離れるなんて

いつ、生徒にばれるかドキドキしながら補習をしていた。



楽しそうに勉強をしている生徒を見ていたら、突然、涙が出そうになったりしたこともあったけど、なんとか生徒にはばれないように授業をしていた。


最後の補習の週、ゴハンジョさんから

  ほしそら先生、辞めるんですか?


という質問をいきなり受けた。



 
学校側も学校のHPに公募を出していたので、それをみた生徒が

来年はもう一人、日本語の先生が増えるんだ!!

ほしそら先生は変わらず高校に来てるし、何も言わないから。



と思っていたのに、ふと、ゴハンジョさんが聞いたのだ。



辞めることを知った生徒たちからは


  背信者 ペーシンジャ と言われ


そのころのことは日記にも書きました。





と、地方にある国立大学の日本語科から面接のお知らせが来た。


勤務予定の大学は日本語科はなく、教養日本語を教える。

しかし、大人数じゃなくて、少人数の外国語教育を始めたので
教えるのは非常にやりやすい環境ではある。



日本語科を教えることになると科目も多いし、レベルも高くなるので、授業準備やら、生徒のレベルアップが非常に大変だけど、それだけやりがいもあると思われる。



残念だけど、すでに契約してしまったし、わざわざ面接に行って合格できる可能性も低いしで、断ったけど、

もうちょっと早く募集してほしいよね。

やっぱり、タイミングだよね。
私にはたぶん無理だったんだ~とあきらめたけど。



とそんなときに、また、別の大学から来学期の予定はどうですか?
とメールが来た。

その大学は就職活動をして履歴書を送った大学ではなかった。

うちの近所にある大学で、通うのが便利なので(バスで数分)
数年前に一度、教養科の先生にメールで問い合わせをしたことがあったのだ。
そのときは、日本語ネイティブは置かない!と言われたのだが、
今年から日本語ネイティブも置いてみることになったらしく
私のことを思い出し連絡をしてくださったのだ。

ずうずうしくこんな問い合わせをして、いいのだろうか?

と思いながら、連絡をしたのに、覚えていてくれてわざわざ連絡をくださった
先生にはありがたく、申し訳なかった。




今回たくさんの公募をみたけど、募集要項の条件は学士から博士まで幅広かった。

日本の大学の日本語教育の修士課程以上を出ていること

博士課程がなおよろしい

というように、日本語教育、博士保持者を条件にする大学も多かったけど
なかには

学士だけ、日本語教育に関することを何も問わない大学もあった。

それはそれで待遇がよくないのかもしれないけど。



とまあ、いろいろな募集があるので

運良く、タイミングよく、合格できる場合もあるかも。
(あ、実力がある人はもちろん実力ですが)


応募書類を書く場合には助けてくれる、韓国語ネイティブが絶対に必要で、
日本の大学から証明書を取り寄せるのにEMSを使ったり、書留、EMSで大学に郵送したり、公証人役場で翻訳の証明を取ったりとお金もかなりかかります。




もう一度、サイトを探して、書類を書いて、面接に行って

ということをするのはごめんだけど


韓国で働き続けるなら、また、数年後にしなきゃいけないことなんだよな。

ああ、やれやれ


とりあえずは今の職場で、学生たちのために一生懸命働くことです。


終わり




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